東洋経済新報社の記事:
国政の場で指摘されていた 福島第一原発への「不安」(1)
国政の場で指摘されていた 福島第一原発への「不安」(2)
これによると明確に示されているものだけでも下記がある。
■2010年5月26日経済産業委員会
(Q.吉井議員:日本共産党)
「巨大地震に直面したとき、自家発(電)の電源も切断されて原発停止となった場合には、最悪どういう事態が起こるかとお考えか」
(A.寺坂信昭院長:経済産業省原子力安全・保安院)
「停止した後、崩壊熱(原子炉停止後も放射性物質の崩壊で生じる熱)を冷却していくことが大切」、「非常用の電源装置を複数用意すること、あるいはそれ以外の要素で、冷却機能が継続的に動くことが大切」
→問題放置
■2008年4月参議院災害対策特別委員会
(Q.佐藤正久銀:自由民主党)
新潟県中越地震時の柏崎刈羽原発の火災を踏まえて福島原発に触れ、
「地元(福島県、佐藤議員は福島出身)からも安全確保についての緊急要望が寄せられている。どのような措置を柏崎刈羽の教訓を受け、やっているか」
(A.加藤重治審議官(当時):原子力安全・保安院)
「中越沖地震では原子炉が停止した状態では炉の安全には直接の影響はなかったが、その消火に非常に手間取った、消火設備が地震で破損した、あるいは自衛消防が機能しなかったという問題がある」
→問題放置
しかし、これからも責任が追求されることは無いんでしょうね。この点は日本(人)の致命的な欠陥だと思いますが、どうしていけば良いのでしょう。。。
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